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1.Peterbilt 351 Long Frameを作ってみる

まずはp351.psmをインポートします。
メニューのインポートアイコンを押してp351.psmのある場所を指定します。

モデルの修正等をする場合はダミーオブジェクト(ライトや当たり判定等の実体の無いオブジェクト)は邪魔なので、オブジェクトボックスの各ダミーオブジェクトの横にあるチェックを外して非表示にしておきます。オブジェクトボックスの下にあるShow all、Hide allを利用しても良いです。

今回はフレームの延長がしたいので、メニューでエディティングレベルをVerticesにしてから図面上のframeオブジェクトをクリックします。


コマンドバーのSelect → Quadrを選択してオブジェクトの修正したい部分を右ドラッグで範囲選択します。
選択を解除したい場合はCtrlキーを押しながら右ドラッグ、全解除したい場合はコマンドバーのSelect → Noneを選択してから図面上で右クリック。

修正したい部分を選択したら、下にあるSELECTED MODEボタンを押して確定します。


選択した部分を車両の後ろ方向に移動させます。
四面図のLeftウィンドウで作業すると仮定して、後ろ方向に移動させるにはメニューのアクシスはXのみ選択します。
次に、コマンドバーのModify → Moveを選択して好みの位置まで移動させます。


これでframeオブジェクトの修正は終了です。
コマンドバーのSelect → Noneを選択して全解除してからエディティングレベルをObjectsに戻します。
非表示にしていたダミーオブジェクト等も表示しておきます。


次に、リアタイヤやトレーラ連結位置、各テールライト、後端の当たり判定等を移動させます。
エディティングレベルはObjectsのままで、移動させたいダミーオブジェクトを右ドラッグで選択し好みの位置まで移動させます。移動し終わったら選択を解除して終了。


今回の作業はこれで完了です。
ファイルをエクスポートする際、赤丸の部分を出力したいファイル名と同じにしておきます。




いつでも再修正できるようにz3dファイルとしても保存しておく事を勧めます。
ツールバーのFile → SaveまたはSave As...。


ZModeler2で作ったpsmファイルは運転手のステアリング操作のアニメーション(*.psa)が使えません。baseフォルダの!desc.defをメモ帳などで開いて赤線の部分を削除するかコメントアウトして使用しないようにします。
また、今回はp351ex.psmというファイル名で出力したので、各フォルダの!desc.defにあるmodel:"p351.psm"またはflare_bone_model:"p351.psm"のp351.psm部分を修正しておきます。


完成しました。説明で作ったサンプル
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2.Peterbilt 351 Long Frameにスリーパーを追加してみる

応用です。
1.で作ったファイルにKenworth W900のスリーパーを追加してみます。

まず、1.で保存したz3dファイルを開きkw900.psmをインポートします。


kw900.psm内のオブジェクトで必要なのはスリーパーのオブジェクトだけなので、スリーパーオブジェクトをp351ex.psmのツリーにドラッグ&ドロップで移動させた後、kw900.psmは削除します。
オブジェクトボックスのkw900.psm上で右クリック → Edit → Delete。


スリーパーの位置やフレームの長さを修正します。


スリーパーの下がスカスカで寂しいので燃料タンクを増設します。
エディティングレベルはObjectsで、SELECTED MODEは解除。この状態でコマンドバーのCreate → Copyで燃料タンクのオブジェクト(今回の場合はframeオブジェクト)をクリックしてコピーします。


コピーした方のオブジェクトをエディティングレベルのVerticesにして、燃料タンク以外の部分を削除し位置を修正します。削除はコマンドバーのModify → Delete。ついでに見栄えを良くする為に燃料タンクの前後方向のサイズも修正しておきます。


現状ではframeオブジェクトが2つ存在している事になります。これを1つにまとめます。
エディティングレベルをObjectsに戻し、SELECTED MODEは解除。コマンドバーのModify → Attachを選択し、コピーした方のオブジェクトをクリック、その後まとめたい方のオブジェクトをクリックしてまとめます。




これでモデルの修正は終了です。
後はダミーオブジェクトの位置を修正しエクスポートすればOK。



baseフォルダの!desc.defをメモ帳などで開いて*.psaの無効化、追加したオブジェクトの参照先スキンファイルを追記します。
materialXの数字部分が順番になるように修正します(緑で囲った部分)。


shareフォルダに追加したオブジェクトで使用するスキンファイル一式をコピーします。


完成しました。説明で作ったサンプル
 
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